オイルフィニッシュ塗装でダイニングデスクをDIY

オイルフィニッシュは、無塗装の木材に塗ることで木材に深く浸透します。
そして、表面を布でふきとる拭き取るだけで、 色ムラのないプロの仕上がり感に。

「WOOD LOVE オイルフィニッシュ」は亜麻仁油ベースで木の呼吸を妨げない、
安心・安全の国産自然系塗料です。また、撥水性、防汚性もあります。

木目の質感を生かし、落ち着いた「つやなし仕上げ」。

無塗装の家具やドア、フローリング、おもちゃなど浸透性のある木製品全般の塗装にオススメです。

今回はホームセンターで購入した無塗装のパイン集成材にオイルフィニッシュを塗装して、
ダイニングデスクをDIYしました。自分で作れば安価で高級感のあるダイニングデスクが
できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

教えてくれる人

ニッペホーム

ニッペホーム

・ニッペホームプロダクツの商品開発部署
・お客様に満足していただけるような商品を開発、販売しています
・塗料のご質問、ご要望はニッペホームまで

目次

用意するもの

❶オイルフィニッシュ
❷ビニール手袋
❸ウエス
❹サンドペーパー(#400前後)
❺耐水ペーパー(#240前後)
❻サンディングブロック
❼マスキングテープ
❽マスカー
❾ハケ
❿カップ
⓫パイン集成材(無塗装)
⓬テーブル用丸脚金具(4脚)

塗装面の下準備

全体をサンドペーパーで木目に沿ってヤスリ掛けします。
木クズやゴミはよく払って取り除いてください。

オイルフィニッシュの準備

オイルフィニッシュをよく振り、使用する分だけカップに注ぎます。

オイルフィニッシュを開ける

缶オープナーで缶を開けます。

塗料の注ぎ方

注ぎ口を上にし、カップをしっかりと密着させることでこぼすことなく注ぐことができます。
逆に注ぎ口を下にして注ぐと塗料がこぼれやすくなり、缶が汚れてしまいます。

1回目の塗装

ハケにたっぷりとオイルフィニッシュを含ませ、木目に沿って塗り広げます。

木口の塗り方

木口部分を塗る際は、垂れてくる塗料をカップで受けながら、
ぽんぽんと叩くように塗ることで、染み込みやすくなります。

1回目の乾燥

全体を塗ったら、15〜30分ほど乾燥させます。

拭き取りと乾燥

乾燥後、ウエスで余分な塗料を拭き取ります。
その後さらに1時間ほど乾燥させます。

2回目の乾燥

2回目を塗っていきます。1回目よりも1/3〜1/4の量を、
全体に塗っていきます。できるだけ均一になるよう、素早く塗ってください。

耐水ペーパーでの研磨

塗装後、すぐに耐水ペーパーで全体を研磨します。
サンディングブロックや平らな木材などを使用し木目に沿って均一に研磨してください。

拭き取りと乾燥

研磨後、余分な塗料を拭き取り、1時間乾燥させます。
拭き取りが甘いとベタつく原因になるので十分に拭き取ってください。

乾燥後の拭き取り

乾燥後、ウエスで全体を拭きます。
この時点で色が薄いと感じた場合は、3回目、4回目の塗装を行い調整してください。

最終乾燥

最後に24時間乾燥させることで、塗装は完了です。

自然発火防止のために

オイルフィニッシュを拭き取ったウエスは
自然発火防止のため十分に水に浸してから廃棄してください。

脚の取付:印付け

天板の裏面にテーブルの脚を取り付けます。
ネジを打ち込む場所に印をつけます。

脚の取付:下穴開け

印をつけた場所にドリルで下穴を開けます。

脚の取付:耐久性UPのために

天板の裏面にテーブルの脚を取り付けます。
ネジを打ち込む場所に印をつけます。

脚の取付:ネジで留める

ネジは端から順ではなく対角線ごとに打つことで
バランスよく締めることができます。

仕上がり

オイルフィニッシュで仕上げたテーブルの完成です。

手順まとめ

【塗装手順の簡単なまとめ】

塗料の準備、木材の研磨

1回目の塗装

15〜30分乾燥、ふき取り、1時間乾燥

2回目塗装、耐水ペーパーで研磨、ふき取り

1時間乾燥、ふき取り、色の確認

24時間乾燥

完成


いかがでしたでしょうか。
手間は多いですが、その分DIYとは思えない素敵な仕上がりになると思います。

みなさんもぜひオイルフィニッシュ塗装に挑戦してみてください。

HOW TO動画も公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=hyXzH3DjT1s

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